オレ達の日常※sideY

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アクメに陥ったのか東流の表情はすっかり蕩けきっており、指を引き抜くとはくはくとアナルはもの欲しそうに入口を動かしている。

「ねえ、指で満足できるの?」
囁くと首を横に振って、熱っぽい濡れた目で見上げてくる。
「や、だ……おねがい…………ッ、やすの……おちんぽ……ッれて」
必死にねだるみだらな言葉に、欲望がメーターを振り切ってはちきれそうになってしまう。
やらしくて……可愛い。

「じゃあ、トール脚を腕でもって、よくばりなメスまんこに入りやすいように俺に差し出して……」
耳元で唆すと、東流は淫らな娼婦のように自分の腕で脚を抱えて腰をあげてひくつくアナルを俺の太股に押し付けて、眉を寄せてせがむ。
「じゃあ、まずこれいれよっか?」
そんな簡単には満足させないよ。
俺のより太くてグロテスクないぼいぼのついた玩具を見せつけながら、ぐぐっと中に押し込む。
「―ーッアア、やあ………ッう、ヤァアアア、、アアアア、、ンぐう…ううううう」
俺は服を脱ぐと馬乗りになって、叫ぶ東流の口に自分のペニスを押し込んで、玩具のスイッチをオンにする。
バイブを銜えたアナルは少しめくれあがって、腰がかくかくと揺れ始める。
東流は俺のをくわえながら、煽るように舌先をからめて撫でてくれているのか、脳みそふっとびそうなくらい気持ちがいい。
もういっぽんくらい、入るかな。
残酷な気持ちが芽生えて、東流のアナルの隙間に指を挿し込み様子をみながら、ゆっくりともう一本のバイブを挿し込みMAXに動きをあげる。
びしゃびしゃっと腹の上で東流は射精をはじめ、全身が痙攣しはじめる。
ぐっと腰を入れて俺も東流の咥内で精液を放って、ずるっと引き抜く。
「…ッ……っひ、はひ…………、、はひ、ああ……ッひ、あ、へ……ッ……ああああ…………ッあああ、、ひううう……っうううう」
唇から精液の泡を零しながら、東流はじょろじょろとお漏らしをしてしまっているようだ。
やりすぎちゃったかな。

「いいこ、だね。欲しいの、あげるね?」

頭を優しく撫でて体勢を変えて、東流のアナルから玩具をずるずると引き出すと、かっぽり開いた穴へゆっくりと俺の欲を押し込んだ。
「う、ひん…ひはぁ……ッあ、やす、あああ……ッあひああああう、ひうああ、イ、ッく…あああひ……ッ」
入れただけでびしゃっと精液を飛ばして、腰を押し付けるしぐさが淫らでたまらない。
流石に弛緩しているのか強く締め付けられる感覚はなかったが、しゃくりあげるような東流の嗚咽の度に柔らかく中で包み込まれる感覚に腰を揺さぶる。

すっかり脳まで蕩けた様子で目を見開いて、強すぎる快感に壊れてしまっている様子をみるのは、たまらない。
ぐぷぐぷっと音をたてながら中を蹂躙して前立腺を擦るように突き上げ続けると、空イキしているのか白目をむいて、きゅうきゅうとアナルで雄を締め付け続ける。
やらしくて、すげえかわいい……。

だけど………っ。
東流をこんな風にしたのが自分だとわかっていても、妬けてしまう。

自分なのに、知らない過去の自分に嫉妬するなんて。

…………ばかみてえだ。

ずるっと東流のアナルからペニスを引き出して、僅かに痙攣している東流の体を抱き起こして、はくはくと精液を零しながら開閉する入り口に指を這わせる。

「ザーメンまみれになっちゃったね、可愛い…………トールのココ、もっと欲しいっていってるけどどうする?これ以上したら、明日大変かな」

耳元で囁きながら東流の背後にまわると背中を支えて、指先で穴の周りを撫でながら誘うように耳元で息を吹き込む。
東流はとろんと蕩けた表情をして、俺に縋るような目を向けてねだる。
「や………やす……ほしい…っ…っもっと……ッ…………」

「欲しがりなんだな、トールは。何して欲しいかちゃんといってくれないと、俺、わすれちゃってるからさ、トール。ちゃんと教えて?」

意地悪な気持ちが芽生えてしまうが、これはきっと元来の性癖だから、東流も別段驚いてはいないようだ。
指を求めるように腰を揺らしてくわえこもうとする動きに、俺は喉をならして東流の首筋に噛み付く。

「メス穴ぱくぱくしてっけど、どうしてほしいの」

言葉で畳み掛けると、ふるっと身震いをしてトールは脚を開いてとろとろとアナルから精液を漏らしながら鼻を鳴らし、
「おれの、めすあな……ゆびでぐちょぐちょにして……」
「こうやって、ぐぽぐぽ入れたいの?」
指を挿し込みぐちゅっと柔らかい箇所をこねて、背筋を反らして悦ぶ東流の首筋を吸い上げて歯型を残す。
腰を浮かせて東流は、たらたらと涎を零しながら快感に溺れはじめている。
「指でぐっぽぐっぽされて、おまんこキモチいい?」
「ぐぽふぽ………ッう、、、うあ、う……おまんこ、ひ、もちいい……っ」
「一本でいいの?」
中指を折り曲げて前立腺を抉りながら中を拡げて、大きく脚を広げさせる。
「ひ、ううう、、、アア、、ああ……ッ、らっああああ、、イ、ク、、、」
びゅくっと精液を吹き上げるトールを見て、まだ足りないとばかりに、俺は痙攣しているアナルに指を増やして、内部を蹂躙する。
「トールのおまんこザーメン漏らして、ぐちょぐちょで痙攣しててすっげえやらしいぜ」
煽ると何度も痙攣して、びゅくびゅくっと精液を吹き上げる。
「あふ、アア、、、ァアアア、や、す、アアアア――」
指を入れたまま、何度も達する様に興奮して、俺は東流の背中にザーメンを放つ。

トールの限界が見えない。

どこまで、やっていいのかまったく分からない。
ぐったりとした、東流の体をぐっと抱きしめ、それでもどこかで、なんだか物足りなさを感じている自分に少し寒気を覚えながら、汚した体を何度も抱きしめた。

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